豚ひき肉は沸騰したお湯で1分ほどゆで、ざるにあげる。ねぎはみじん切りにする。

里芋は皮をむいてひと口大に切り、水からゆで、沸騰したらざるにあげる（ゆでこぼし）。

【A】は混ぜ合わせておく。

フライパンにごま油を入れて弱めの中火にかけ、サラサラの状態になったら里芋を入れる。

表面全体がきつね色になり、竹串が通るまで揚げ焼きにする。

ねぎのみじん切り、豚ひき肉を入れ、ざっと全体を混ぜ合わせ、【A】を加えてひと煮立ちする。

汁気がなくなる手前で【B】を加えてとろみをつける。

【ポイント1】 ひき肉はゆでてから調理することで、余分な脂やアクが落ち、雑味のない仕上がりになります。

また、作り置いて冷蔵庫の中で脂が固まることも防ぎます。

【ポイント2】 里芋同士をこすり合わせるようにすると、泥がよく落ちます。

【ポイント3】 里芋と、里芋が被る程度の水を鍋に入れて強めの中火にかけ、煮立ったらざるにあげます。

これを「ゆでこぼし」といいます。里芋はゆでこぼすことで、ぬめりや土臭みを取ります。

また、味がしみ込みやすくなりますので、控えめの調味料でも、しっかりと味を含ませることができます。

【ポイント4】 とろみ付けは、あらかじめ合わせておくと固まっている場合があるので、必ず再度混ぜ合わせてから加えましょう。

【アレンジ1】 加えておいしい具材：ニラ／青梗菜／薄揚げ／きくらげ

【アレンジ2】 丼の具材にもどうぞ。

【アレンジ3】 卵と混ぜ込んで、フライパンでほぐしながら、半熟になるまで焼くと、マイルドな仕上がりの一品が出来ます。

【アレンジ4】 鶏ガラスープの素を薄めに溶き、お好みの量を加えて溶き卵を加え、スープとしても。

【アレンジ5】 溶けるチーズを乗せてオーブンで焼いても。ただし塩分にご注意くださいませ。

※保存期間：冷蔵3日（冷蔵庫の中でも温度変化が少ない場所に入れて保管して下さい）

保存容器から出して食べる際はきれいな箸で盛りつけ、一度に食べ切らない場合は出したらできるだけ早く冷蔵庫に戻して下さい！