アスパラガスは根元の硬い部分を切り落とし、斜め切りにする。豚肉には片栗粉をまぶしつけます。【A】は混ぜ合わせておく。

フライパンにごま油を薄くひき、<1>の豚肉をほぐし入れ、弱めの中火にかける。

2分ほどすると「ジューッ……」と音がするため、そのまま5〜6分ほどほったらかしにする。

表面が白っぽくなり、フライパンに面している側に焼き色が付いたら全体をほぐすようにひっくり返す。

<1>のアスパラガス、【A】を加え、ふたをして蒸気が出るまで加熱する。

ふたを外して強めの中火にし、フライパンの底がヘラでなぞれるまでしっかりと炒りつける。

【ポイント1】 根元部分は筋っぽい舌触りなため、薄く皮をむいておくと食べやすい。

春先の旬に出回っているアスパラガスは柔らかめなため、さほど神経質にならなくて構いません。

【ポイント2】 豚こま切れ肉に片栗粉をまぶすことで、豚肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込める。

最後に合わせ調味料を加えて炒めると少しとろみがついて全体的にまとまる。

作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、「干し肉」状態になることを防ぐ。

【ポイント3】 豚肉を炒める際はできるだけ放置する。むやみにいじると火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまう。

【ポイント4】 仕上げの際、一見煮汁がたっぷりあるように見受けられるかもしれないが、意外に豚肉の脂だったりする。

加熱しすぎるとさらに脂が出て調味料が焦げる。

「まだ煮汁があるのでは」という状態でも構わないため、ヘラをフライパンの端や底に入れてかき混ぜて様子を見るとよい。

【ポイント5】 保存の際は、粗熱を取ってから充分に消毒した容器に入れ、冷蔵庫で保存する。

【アレンジ1】 一緒に加えておいしい具材：お好みのきのこ類／じゃがいも／ピーマン

【アレンジ2】 たっぷりのキャベツを添えたり、リーフレタスをしいた上に盛り付けても。

【アレンジ3】 お好みで、輪切り唐辛子や一味唐辛子を加えても。

【アレンジ4】 レタスで巻いても。かいわれ大根などと一緒に巻いても良い。

【アレンジ5】 丼飯に。お好みで青ねぎの小口切り、海苔、七味唐辛子をかけても。

こってり味がお好みの方は、卵やマヨネーズを落としても。

【アレンジ6】 マヨネーズも合うが、だいぶこってりする。

【アレンジ7】 かた焼きそば、パスタの具材としても。

【保存期間】冷蔵3日（冷蔵庫の中でも温度変化が少ない場所に入れて保管して下さい）

保存容器から出して食べる際はきれいな箸で盛りつけ、一度に食べ切らない場合は出したらできるだけ早く冷蔵庫に戻して下さい！