玉ねぎは半分に切り、繊維に沿って、5mm幅程度（人差し指の幅の1/3目安）に切る。

豚肉に片栗粉をまんべんなくまぶしつける。【A】は混ぜ合わせておく。

サラダ油をフライパン全体に薄くひき、<2>の豚肉をフライパンに広げ入れ、弱めの中火にかける。

「ジューッ……」という音がし始めたら、このまま5〜6分ほど放置する。ふたはしない。

豚肉の端の色が変わり、表面が少し白っぽくなってきたらひっくり返す。

玉ねぎを加え、ざっと全体を混ぜ合わせて油を回し、【A】を加え、かき混ぜて全体になじませたら、ふたをする。

3〜4分ほど経ち蒸気が充分に出たら、さらに7〜8分ほど炒め煮にする。途中1度かき混ぜる。

玉ねぎがとろとろになり、水分が飛んだら、ざっと全体を底からかき混ぜて、汁気を飛ばす。

【ポイント1】 玉ねぎの皮は、皮ごと半分に切ってから、上下を切り落とし、下側から皮をむくと、比較的むきやすいです。

【ポイント2】 豚こま切れ肉に片栗粉をまぶすことで、豚肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。

最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。

作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「干し肉」状態になることを防ぎます。

【ポイント3】 豚肉を炒める際は、できるだけ放置しましょう。

むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。

【ポイント4】 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

【アレンジ1】 一緒に加えておいしい具材：糸こんにゃく／お好みのきのこ類／じゃがいも／長芋

【アレンジ2】 たっぷりのキャベツを添えたり、リーフレタスをしいた上に盛り付けても。

【アレンジ3】 お好みで、輪切り唐辛子や一味唐辛子を加えても。

【アレンジ4】 レタスで巻いても。かいわれ大根などと一緒に巻いても良いです。

【アレンジ5】 丼飯や、のっけ弁に。お好みで、青ねぎの小口切り、海苔、七味唐辛子をかけても。

こってり味がお好みの方は、卵やマヨネーズを落としても。

【アレンジ6】 マヨネーズも合いますが、だいぶこってりします。コテコテです。

【アレンジ7】 かた焼きそば、パスタの具材としても。

【アレンジ8】 夏はそうめんや、冷やしうどんにたっぷりとかけても。

【アレンジ9】 肉豆腐としても。だし汁でのばして、豆腐を加えます。

※保存期間：冷蔵3日（冷蔵庫の中でも温度変化が少ない場所に入れて保管して下さい）

保存容器から出して食べる際はきれいな箸で盛りつけ、一度に食べ切らない場合は出したらできるだけ早く冷蔵庫に戻して下さい！