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にんじんは皮をピーラーでむいてひと口大の乱切りにする。鶏もも肉はひと口大に切り、片栗粉をまぶしつける。
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フライパンにサラダ油をひき、鶏肉を皮目を下にして並べ、中火にかける。
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焼き色がついたらひっくり返し、にんじんを加えて混ぜる。
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油が回ったら【A】を加えてざっと混ぜ、ふたをして8〜9分ほど蒸し煮にする。
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煮汁がほとんど無くなったら【B】を加え、ふたをして3分ほど煮て、にんじんに竹串が通ったら、ふたを外して煮汁を飛ばす。
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【ポイント1】
にんじんは豊作の年はかなり太くなりますので、1本で300g超えになります。念のため重さを量るとよいです。
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多少重めでも問題はありませんが、5割増程度までにとどめたほうが、味付けがぼやけることがなく、うまく仕上がります。
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【ポイント2】
普段にんじんの皮をむかないという方も、煮物の際は、ぜひ皮をむきましょう。
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皮付きのままですと、煮込むと薄く皮がはがれてしまい、中途半端にぶら下がったり、他の具材にくっついたりしてしまいます。
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【ポイント3】
鶏もも肉は、1)水洗いして水気を拭き取り、2)黄色い脂や余分な皮を取り除く。
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3)筋を断ち切ってから調理すると、臭みや雑味が取り除かれ、硬く不快な舌触りもなくなります。
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煮汁をしっかり飛ばすことで、酢の余分な酸味を飛ばします。
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調味料で煮込んだ際、煮汁が底から5mm〜1cmくらいまで少なくなり、泡立つようになります。
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一見煮汁がたっぷりのように見えますが、ほとんど残っていません。
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「まだ煮汁がたっぷりあるのでは」という状態でも構いませんので、ヘラをフライパンの端や底に入れてかき混ぜ様子を見るとよい。
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【アレンジ1】
加えておいしい具材:玉ねぎ/パプリカ/ピーマン(色は劣化します)/きくらげ/たけのこ
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【アレンジ2】
いただく際、お好みで、青ねぎの小口切り、大葉の千切りを散らしても。